あしぎんマネーデザイン

  • TOP
  • お知らせ
  • お金の教室№7 <投資信託の仕組み>「口数」という考え方
2022.04.28 お金の教室

お金の教室№7 <投資信託の仕組み>「口数」という考え方

投資信託は口数で把握

日々変わる「投資信託の値段(基準価額)」によって損益を把握するために、どうしても必要なのが「口数」です。
例えば100万円で基準価額10,000円の投資信託を買った人は、以下の例のように100万口を取得します。もし基準価額5,000円の投資信託ですと2倍の口数200万口となります。

ここで大切なのは、取得時の口数の多い・少ないには「損得」の意味がないということです。「口数が多く買えるからお得」というのは間違いです。積立投資信託を長く行う場合に、取得口数のより早い増加が後に有効に働く場合もありますが、購入時点の口数の多寡自体には、損得の意味はありません。

「購入時の基準価額がその後どれだけ上がるか」――それだけが運用成果を左右するのであって、変わらない取得口数はあくまで計算上の要素でしかありません。

買い増したり一部解約したり、決算時に出た分配金を自動的に繰り戻す(分配金再投資と言います)ことをしない限り、口数は変わりません。一方、投資信託の時価である「基準価額」は毎日変わります。 変わらない「口数」に、日々変動する「基準価額」。その掛け算が投資信託の時価評価です。

  • 出典:日興アセットマネジメント「ラクによめる楽読Basics(ラクヨミベーシック)」
  • 本お知らせは、あしぎんマネーデザインが投資信託の仕組みについてお伝えすること等を目的として作成したものであり、特定商品の勧誘資料ではありません。なお、掲載している見解は当コラム作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
  • 投資信託は、預金ではなく、預金保険の対象ではありません。
  • 投資信託は、設定・運用を投信会社が行う商品です。
  • 投資信託の運用による損益は、投資信託を購入されたお客さまに帰属します。
  • ご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の対象ではありません。
  • 一部の投資信託には、信託期間中に中途換金できないものや、特定日にしか換金できないものがあります。