投資信託のリスクを減らす方法
損することもあるって聞くけど…
投資信託は毎日基準価額が変動します。
基準価額の変動要因を「リスク」といいますが、リスクとうまく向き合うことで、リスクを低減することができます。
「リスク」ってどういうもの?
リスクの低減する方法 ~卵はひとつのカゴに盛るな~
「卵はひとつのカゴに盛るな」という投資の格言をご存知でしょうか?
この格言は、資産を分散して運用することの必要性を説いています。
卵をひとつのカゴに入れておいた場合、そのカゴを落としてしまったらカゴの中の卵は全て割れてしまいます。
これを投資の世界に置き換えると、「〇〇株式会社の株だけに投資する」「アメリカの債券だけに投資する」などが例として挙げられます。
複数のカゴに卵を分けておくと、そのうちのひとつのカゴを落としてしまったとしても、他のカゴの卵は影響を受けずに済みます。被害を最小限に抑えることができるのです。
「信用リスク(倒産するリスク)を分散するため、複数の会社の株に投資する」「債券の価格が下がったときのために、株やリートにも分散投資する」などが例として挙げられます。
「卵はひとつのカゴに盛るな」という格言は、卵を投資に置き換えて、株式などの特定の銘柄のみに投資をするのではなく、複数の銘柄にリスク分散をしながら投資する方が安全だという例えなのです。
リスクを低減する方法 ~時間は強い味方!~
投資信託をはじめる際、「どのタイミングで購入すればいいんだろう?」というお声が多いです。
「安い時に購入したい!」と思われる方がほとんどかと思います。
しかし、数日の投資タイミングの前後による相場の上下は、長期投資の場合、気にならないくらいに小さくなります。
短期間を切り取ってみれば相場の上下によりマイナスが発生してしまうこともありますが、長期では穏やかな値動きとなるため、投資をする上で短期的な値動きはそれほど重要ではなく、投資タイミングにこだわりすぎる必要はありません。
投資タイミングも分散することによってさらにリスクの低減をはかる「積立投資」もおすすめです!
積立投資については、「投資信託を積立ではじめる人、増えてます!」をご確認ください。