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2022.07.26 お役立ち情報

債券とは?新発債と既発債

債券とは?

債券とは国や地方公共団体、一般企業が投資家から資金を借り入れ、その代わりに利子(クーポン)の支払や元本の返済を約束して発行する借用証書のようなものです。
額面と利率があらかじめ定められていることから、利子を定期的に受け取ることができ、期日まで保有することで額面金額の償還が発行体の信用力において保証されます。

債券投資のメリットは?

債券投資のメリットは、あらかじめ利金・償還の支払いスケジュールが決まっていることです。
利率が確定している商品であれば、あらかじめ利払金額も決まっているので、計画的に資金を運用したいとお考えの方には最適の商品となっております。
また、満期まで保有していれば額面100%での償還となりますので、株式投資に比べ安定的な運用を行うことができます。

債券投資のリスクは?

債券投資は株などの取引に比べ比較的安定的に運用が行えますが、その他の投資と同様、リスクは存在します。
主なリスクは「価格変動リスク」、「信用リスク」、「為替変動リスク」、「流動性リスク」、「カントリーリスク」等です。
(リスクの詳細についてはこちらをご確認ください)
発行体である国のデフォルトや企業の倒産など、債務不履行の状態になると、満期に額面100%で償還されないおそれがあります。

新発債と既発債

新規に発行される債券を「新発債」といいます。新発債は額面で取引を行いますので、例えば額面100円で購入した債券は、償還日に100円が戻ってきます。償還日までの間にあらかじめ決められた利率に応じた利息を受け取ることができます。

既に発行されて市場に出回っている債券を「既発債」といいます。既発債は、流通市場のバランスで価格が決められて売買されるので、時価で取引されます。償還日までの間にあらかじめ決められた利率に応じた利息を受け取ることができます。