お金の教室№19「株式」は実は簡単な投資対象
知識と経験が必要そうなイメージの株式投資ですが、それは個別の株式を短期で売買する人の話。投資信託を使って将来のための資産運用をする場合の株式は、実は一番簡単かもしれません。なぜなら、ひとことで言えば、「短期の株価は『需要と供給』で決まるが、長期の株価は『企業の価値(利益)』で決まる」からです。
下図のように株価には現実の株価(需給メインで動く株価)と、目に見えない「企業価値の株価」の2つがあると考えてみましょう。そして両者には常にギャップが生じます。なぜなら現実の株価は、企業の業績とは無関係に、政治家の発言などで毎日勝手に動くからです。
しかし図が示す通り、長期的には両者はリンクして動き、企業価値が高まる限り株価も上がっていくシンプルさがあると考えられます。
企業価値とは曖昧な言葉ですが、多くの場合その企業の「利益」に集約されるとして良いでしょう。つまり「長期の株価は、その企業が利益を上げられるかどうかで決まる」ということです。 実際の株価を調べてみても、その理解で概ね間違っていなさそうです。株価と利益は面白いほどにリンクしています。株式は、日々の価格が上がったり下がったりして近寄りづらい投資対象に見えますが、利益を着実に上げられる企業を選び、長期保有を前提に投資することができるなら、株式が実は一番簡単な投資対象と言えるのではないでしょうか。
期間:2004年3月末~2020年12月末
※代表的な日本企業を例示したものです。
※上記銘柄について、売買を推奨するものでも、将来の価格の上昇または下落を示唆するものでもありません。また、当社ファンドにおける保有・非保有および将来の銘柄の組入れまたは売却を示唆・保証するものでもありません。
※信頼できると判断したデータをもとに作成
※データは過去のものであり、将来を約束するものではありません。
- 出典:日興アセットマネジメント「ラクによめる楽読Basics(ラクヨミベーシック)」
- 本お知らせは、あしぎんマネーデザインが投資信託の仕組みについてお伝えすること等を目的として作成したものであり、特定商品の勧誘資料ではありません。なお、掲載している見解は当コラム作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
- 投資信託は、預金ではなく、預金保険の対象ではありません。
- 投資信託は、設定・運用を投信会社が行う商品です。
- 投資信託の運用による損益は、投資信託を購入されたお客さまに帰属します。
- ご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の対象ではありません。
- 一部の投資信託には、信託期間中に中途換金できないものや、特定日にしか換金できないものがあります。